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レムチャバン港開発プロジェクトフェーズ3

Development Project of Laem Chabang Port Phase 3
Development Project of Laem Chabang Port Phase 3

レムチャバン港開発プロジェクトフェーズ3は、東部経済特別回廊(EEC = Eastern Economic Corridor)における重要なプロジェクトの1つで、政府は開発を早急に完了
させる必要がある。CLMV諸国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)及び中国南部へ商品を接続し輸送するためである。この地域の重要な製品の輸送と流通のための重要な戦略的拠点と見なされ、そして世界をリードする港になるために推進する準備でもある。

出典:東部地区特別開発政策委員会事務所のウェブサイトからのレムチャバン港開発 プロジェクトフェーズ3の情報

レムチャバン港の背景
レムチャバン港開発プロジェクトは、タイ港湾管理局(PAT = Port Authority of Thailand)の監督の下で、バンコク港(又はKhlong Toei港)は、大型貨物船に対応できず、かつ 貨物サポートを拡大できない貨物通運の制限からの出発点となる。従って、1961年にPATはレムチャバン港開発研究プロジェクトを開始した。 しかし、プロジェクトは停滞 されて、1973年まで延期された。そのため、チョンブリー県シラチャ郡トゥンスクラ町 及び バングラム郡バングラム町で、6,340ライ(10,144,000平米)の土地を収用して、施工が18年間かかった。そこで、1991年にレムチャバン港のサービスが開始された。現在、レムチャバン港は以下のようにフェーズ1と フェーズ2まで開発実行されている。

レムチャバン港開発プロジェクトフェーズ1


目的

より多くのコンテナを収容する事ができ、バンコク港にドッキングできない船を支援できる能力を増強するためである。

埠頭の数

全部11ポートある。下記のように分割されている。

  • コンテナカーゴドック 5 ポート 
  • 多目的埠頭  3 ポート
  • 貨客船及びカードック埠頭(Ro/Ro)1 ポート
  • カードック (Ro/Ro) 1 ポート
  • バルクドック(砂糖と糖蜜)1 ポート

貨物収容能力

年間400万コンテナ

 

出典 : http://laemchabangportphase3.com/port_02.html

 
レムチャバン港開発プロジェクトフェーズ2


目的

より多くのコンテナを収容する事ができるためである。年間
680万コンテナ迄収容できると予想される。

埠頭の数

全部11ポートある。下記のように分割されている。

  • コンテナカーゴドック 6 ポート 
  • カードックと一般貨物船埠頭  1 ポート 

貨物収容能力

年間680万コンテナ

 

出典 : http://laemchabangportphase3.com/port_03.html

2016年のデータから、レムチャバン港を経由して年間約700万個のコンテナが輸送され、そして、年間約100万台の自動車が輸送されていることが分かった。レムチャバン港フェーズ1 及び フェーズ2 の年間最大約1,100万コンテナ と 年間約200万台の自動車を収容できる容量と比べて70%を占めている。そのため、以下詳細はレムチャバン港開発 フェーズ3 の起源となる。
レムチャバン港開発プロジェクトフェーズ3           


プロジェクト所在地

チョンブリー県シラチャ郡トゥンスクラ町(面積1,600ライ)
(=2,560,000平米) 

目的

1) 以前より年間1,810万コンテナの貨物を輸送する能力を増強
する。(元の年間770万コンテナから)
2) 以前より年間300万台迄の自動車を輸送する能力を増強 
する。(元の年間200万台から)
3) レムチャバン港の全港で貨物コンテナの鉄道での輸送の
割合を30%に増加する。(元の7%から)
沿岸や鉄道で貨物コンテナを輸送するためで、レムチャバン周辺の渋滞緩和のためでもある。  

埠頭の数

全部6ポート と 1鉄道駅ある。下記のように分割されている。

  • コンテナカーゴドック4 ポート 

(年間700万個の貨物コンテナの収容能力)

  • カードックと一般貨物船埠頭(Ro-Ro)1 ポート 

(年間100万台の自動車収容能力)

  • 沿岸埠頭  1 ポート 

(年間100万個の貨物コンテナの収容能力)

  • 貨物コンテナを運搬する鉄道駅  1 ポート 

(年間400万台の貨物コンテナの収容能力)

貨物収容能力

年間約1,810万コンテナ


出典 : 東部地区特別開発政策委員会事務所のウェブサイトからのレムチャバン港開発 プロジェクトフェーズ3 の情報

もし、レムチャバン埠頭港フェーズ3 が、全ての埠頭 及び 貨物コンテナの運搬 鉄道駅をサービスできれば、貨物コンテナを収容する能力が年間最大1,810万台まで 増やす事が可能になる。又、複数形式の輸送 (Multimodal Transportation) にも接続でき、 海外への縫い目のない接続が可能になる。それは、貨物船の積み換え方式輸送 (Transhipment) と鉄道方式の貨物輸送とも可能になる。CLMV諸国や中国などの近隣 諸国に接続できる。

レムチャバン港開発プロジェクトフェーズ3への投資の進捗

レムチャバン港開発プロジェクトフェーズ3の初期投資額は約1,500億バーツで、 個人投資家は国営事業に投資結合(Public Private Partnership:PPP)をする。プロジェクト の実施期間としては、建設とサービスを含み、約30年〜50年とする。中には、建設計画 が8年間で、2025年内に稼働可能になる見込みである。

現時点では、経済的、環境的、工学的側面、及びプロジェクト収益の詳細に対する プロジェクトの様々な影響を研究と調査している最中である。悪影響を最小限になるため に、タイ港湾管理局のコンサルティンググループが徹底的に考課している。

今回のレムチャバン港開発プロジェクトフェーズ3は、国の水上輸送製品の競争力 を高めるために実施される。又、地域の主要なゲートウェイ かつ 商業の中心地であると いう立場を強調するためでもある。更に、環境を重要視した港を組み込んでいる事と同様 に、革新と技術を通じた管理により、先進的な水港になる潜在能力を高める。
Development Project of Laem Chabang Port Phase 3

出典 : https://www.prachachat.net/local-economy/news-123335

出典ソース :
https://www.eeco.or.th/โครงการ/การพัฒนาโครงสร้างพื้นฐาน/โครงการพัฒนาท่าเรือ-แหลมฉบัง-ระยะที่-3
(http://www.eeco.or.th/project/infrastructure development/port development project-laemchabang-phase-3)
http://laemchabangportphase3.com/port_01.html
http://laemchabangportphase3.com/port_02.html
http://laemchabangportphase3.com/port_03.html
https://baania.com/th/article/คมนาคม-ดึงเอกชนร่วมลงทุน-เร่งพัฒนาท่าเรือแหลมฉบัง-เฟส-3
(http://baania/th/article/transport-pulling private investment partners-accelerating development of laemchabang port-phase-3)
https://www.prachachat.net/local-economy/news-123335